彼氏が「お金がないから結婚できない」を言い訳にする心理について解説します。
彼女から結婚をほのめかしても、口癖のように「いや、お金がないからさ…」と逃げるのはなぜなのか。
交際している彼氏にこの言動が見られる人は参考にしてみてください。
「お金が貯まったら…」その言葉いつまで信じればいい?

「結婚したいね」という気持ちは二人で確かめ合えているはず。それなのに、具体的な話になると、決まって彼が口にする「お金が貯まったらね」という言葉。
その言葉を信じて、気づけば1年、2年と、貴重な時間が過ぎていく。周りの友人たちは、次々と結婚していくのに、私たちの関係だけが、まるで時が止まったかのよう。
彼のことを愛しているからこそ信じたい。でも、心のどこかで、消すことのできない不安が渦巻いているのではないでしょうか。
「お金がない」は真実か言い訳か
新しい生活を始めるうえでお金が大切なのは紛れもない事実です。将来のことを真剣に考えてくれているからこその、彼の誠実で責任感ある言葉なのかもしれません。
しかし、その一方で、「お金がない」という誰もが反論しにくい正当な理由を盾に、彼が結婚の決断から、ただ逃げている可能性も残念ながら否定はできません。
彼のその言葉は、二人の未来に向けた「真実」なのか。それとも彼女を傷つけずに、現状維持を続けるための巧みな「言い訳」なのか。
彼が「お金がない」と言う2つの可能性

彼が口にする「お金がない」という一見シンプルな言葉。しかし、その言葉の裏には、まったく異なる二つの心理が隠されている可能性があります。
彼の本心を見極めるためには、まず、このどちらのパターンに当てはまるのかを冷静に考えることが不可欠です。
本当に経済的な不安を抱えており真剣に悩んでいるケース
一つは、彼が言葉通り、経済的な問題に対して真剣に不安を抱えているケースです。これは、決してあなたとの結婚を望んでいないわけではありません。
むしろ、彼女を心から大切に思うからこそ、「一家の大黒柱として、しっかりとした基盤を築かなければならない」「中途半端な状態では彼女を不幸にしてしまう」という強い責任感に苛まれている状態です。
このタイプの男性は、非常に真面目で、彼女との将来を真剣に考えているからこそ簡単には「結婚しよう」と言い出せないのです。その言葉は、愛情の裏返しとしての誠実な悩みである可能性があります。
お金を結婚したくない本当の理由を隠すための「言い訳」にしているケース
そしてもう一つが、「お金」という、誰もが納得しやすく反論しにくいテーマを、結婚に踏み切れない「本当の理由」を隠すための便利な言い訳として使っているケースです。
この場合、問題の本質は、お金ではありません。彼の心の中には、「まだ自由でいたい」「責任を負うのが怖い」「本当にこの人でいいのか確信が持てない」といった、彼女には直接言えない別の本音が隠されています。
「お金がない」の言葉は、彼女を傷つけず、そして自分が悪者になることもなく、結婚という決断を先延ばしにするためのもっともらしい口実なのです。
【言い訳の場合】「お金がない」の裏に隠された彼の5つの本音

もし、彼の「お金がない」が真剣な悩みではなく、ただの「言い訳」だとしたら。その言葉の裏には、彼女に直接伝えることをためらう別の「本音」が必ず隠されています。
彼が本当に避けようとしているものは一体何なのか。その代表的な5つの本音を深く掘り下げていきましょう。
結婚という責任の重さからただ逃げたい
男性にとって「結婚」とは、単に好きな人と一緒になることだけではありません。「一家の大黒柱として、生涯この人を守り、家族を養っていかなければならない」、非常に重い社会的・精神的な「責任」を意味します。
そのプレッシャーの大きさから、無意識のうちに逃げ出したいと感じてしまうのです。
「お金がない」は、「その責任を背負う自信が、まだ僕にはない」という、彼の弱さと恐怖心の分かりやすい言い換えなのです。
自分のためだけに使える自由な時間とお金を失いたくない
今の彼は、自分の稼いだお金を気ままに趣味や交友関係に使い、好きなときに好きなことができる「自由」を謳歌しているのです。
結婚は、その生活に終止符を打つことを意味します。自分の時間やお金は、もはや自分一人のものではなくなり、家族という共同体のために使わなければならなくなる。
その「不自由さ」を受け入れる覚悟ができておらず、「まだ、この気楽な独身生活を楽しんでいたい」というのが彼の偽らざる本音なのです。
彼氏が彼女にお金を使わない心理5選!お金はあるのになぜ使いたくないのか徹底解説
彼女のことは好きだが一生をともにする覚悟がまだ決まっていない
これは、女性にとってもっとも受け入れがたい本音の一つです。彼は、彼女のことが好きで一緒にいて楽しいと感じている。
しかし、恋愛相手としてと、生涯をともにする「結婚相手」としてとでは、無意識のうちに別の基準で考えている可能性があります。
性格の不一致や、価値観の違いなど、何か心に引っかかることがあり、「本当にこの人でいいのだろうか」という迷いを捨てきれていない。
その迷いを抱えたまま、決断を先延ばしにするための口実として、「お金」を使っているのです。
ほかに別れたい理由があるが自分が悪者になりたくないための保身
さらに深刻なケースとして、彼の気持ちが、すでに彼女から離れてしまっている可能性もあります。
しかし、彼女を傷つけたり、自分が「別れを切り出した悪者」になったりする勇気はない。
そんな彼にとって、「お金がないから結婚してあげられない。ごめん」という理由は、自分を正当化し、円満に、そして相手にすべての原因があるかのように見せかけて、関係を終わらせるための都合のいいシナリオなのです。
今の関係が心地よくてわざわざ状況を変える必要性を感じていない
同棲しているカップルなどに、特に多く見られる心理です。結婚という法的な形を取らなくても、すでに恋人であり、親友であり、家族のような安定した関係が築けている。
彼からすれば、その心地よい現状に、あえて「結婚」という新たな責任や義務が伴う変化を加える必要性をまったく感じていないのです。
彼女にとっては次のステップへの通過点でも、彼にとっては、すでに現状がゴールなのかもしれません。その「現状維持」を望む気持ちが、「お金がない」という言葉になって現れているのです。
【本気の場合】彼が本当にお金の不安を抱えているときの特徴

もちろん、男性が口にする「お金がない」が、すべて言い訳とは限りません。中には、強い責任感と彼女への誠実な愛情から、本気で経済的な不安を抱え、結婚に踏み出せないでいる男性も確かに存在します。
言い訳でごまかしている男性との間には、その言動に必ずいくつかの明確な違いが現れます。彼が「本気」で悩んでいる場合に見られる3つの特徴について解説していきましょう。
具体的な目標金額や貯蓄計画について自分なりに考えている
言い訳で使う男性の「お金がない」は非常に曖昧です。しかし、本気で悩んでいる男性は、その不安をもっと具体的に捉えようとします。
例えば、彼女が結婚の話をしたときに、「結婚式や新生活の準備には最低でも〇〇円は必要だと思う」「そのお金を貯めるには今のペースだと、あと〇年はかかりそうだ」といった、具体的な数字や計画について、たとえ拙くとも自分なりに考えを巡らせています。
これは、彼が問題を直視し、真剣に解決しようとしている証拠です。
節約や副業などお金を貯めるための具体的な行動を起こしている
言葉だけでなく、実際の「行動」に、その本気度は現れます。言い訳をする男性は、口ではお金がないと言いながら、趣味や飲み会にはこれまでどおりお金を使い続けます。
一方で、本気で悩んでいる男性は、状況を改善するために具体的な行動を起こしているはずです。
例えば、自分の昼食をお弁当にしたり、飲み会の回数を減らしたり、あるいは、昇進のために仕事に打ち込んだり、スキルアップのための勉強や副業を始めたり。その行動の先に彼女との未来を見据えているのです。
彼氏に株やFXをやめてほしいときの対処法!投資の話ばかりする心理を徹底解説
彼女に心配をかけまいと一人で真剣に抱え込んでいる
このタイプの男性は、非常に責任感が強いため、「お金の問題は男である自分が解決すべきだ」と考え、彼女に心配をかけまいと一人で問題を抱え込んでしまう傾向があります。
そのため、お金の話を避けているように見えたり、時折、何かに悩んでいるように見えたりすることがあるかもしれませんが、それは彼女との関係から逃げているのではありません。
むしろ、彼女を愛するがゆえに弱音を吐けず、一人で必死に戦っているのです。その不器用な優しさと誠実さを見抜いてあげることが大切です。
彼の本音はどっち?言い訳か本気かを見極める4つの質問

彼の普段の言動から、どちらのパターンに近いかをある程度推測することはできますが、最終的に彼の本心を知るためには、やはり勇気を出して一歩踏み込んだコミュニケーションを取ることが不可欠です。
彼を問い詰めるのではなく、その「反応」を見ることで、彼の本音を見極めるための4つの魔法の質問をご紹介しましょう。
じゃあいつまでにいくら貯めるか一緒に計画を立ててみない?
これは、彼の問題解決への「意欲」と「当事者意識」を試す質問です。もし彼が、本気で彼女との将来を考えているなら、たとえ具体的なプランがなくても、「そうだね、考えてみようか」と、彼女の提案に前向きな姿勢を示すはずです。
それは、問題を「二人で乗り越えるべきもの」だと捉えている証拠です。
一方で、もし彼が「いや、それは俺が考えるから」「そんな簡単な話じゃないよ」と、彼女の介入を拒んだり話をはぐらかしたりするなら、彼がお金の問題を計画的に解決する気がない、ただの「言い訳」として使っている可能性が高いでしょう。
もしお金の問題が解決したらすぐにでも結婚したいと思ってくれてる?
これは、彼にとっての結婚の障壁が、本当に「お金だけ」なのかどうかを明確にするための質問です。もし、彼が心から彼女との結婚を望んでいるなら、「もちろんだよ」「それがクリアできれば、すぐにでも」と、迷いなく答えてくれるはずです。
その表情には安堵や希望の色が見えるかもしれませんが、もし彼が、この質問に対して、「うーん、まあ、そうだね…」と言葉を濁したり、「いや、でも、仕事もまだ落ち着いてないし…」と、お金以外の新たな言い訳を持ち出してきたりするようなら、残念ながら彼の「お金がない」は、ほかの本音を隠すための第一の壁に過ぎなかったということになります。
二人で力を合わせればどんなことも乗り越えられると思わない?
これは、彼が彼女を、人生をともに歩む「パートナー」として見ているかどうかを確認する質問です。本気で彼女を愛している男性なら、この言葉に心を動かされるはずです。
「ありがとう」「そう言ってくれると心強いよ」と、彼女の気持ちに感謝し、二人の絆を再確認しようとするでしょう。
しかし、もし彼が「現実はそんなに甘くないよ」「綺麗事だけでは生活できない」と、彼女の言葉を冷たく突き放すようなら、彼は彼女とチームを組んで困難に立ち向かう未来を想像できていません。
「お金が理由で結婚できないのはすごく悲しい」と伝えてみる
これは、彼の「愛情」そのものを試す質問です。責めるのではなく、ただ彼女の純粋な「悲しい」という気持ちを伝えてみましょう。
彼女の悲しそうな顔を見て、彼が「ごめんね、辛い思いをさせて」「俺も悔しいんだ」と、心から共感し、彼女を慰めようとしてくれるなら、彼の彼女への愛情は本物です。
しかし、もし彼が彼女の悲しみに対して、「そんなこと言われても困る」「プレッシャーをかけないでくれ」と、苛立ちを見せたり面倒くさそうな態度を取ったりするなら、彼は彼女の心の痛みに寄り添うことのできない、自分本位な男性である可能性が高いといえるでしょう。
自分の幸せのために今後の関係をどうすべきか

彼の反応を通して、その言葉の裏にある本音が、おぼろげながら見えてきたかもしれません。それは彼女にとって、希望の光である場合もあれば、目を背けたい辛い現実の場合もあります。
いずれにせよ、自分自身の人生のために重要な決断は必要です。感情に流されるのではなく、自分の未来の幸せを第一に考え、今後の関係をどう進めていくべきか、その具体的な指針を解説していきましょう。
彼の不安が本気なら:二人でライフプランを立てて一緒に乗り越える道を探す
もし、彼が真剣に悩み、責任感から一歩を踏み出せないでいるのだと感じたのなら、彼女は、彼が一人で抱えている重荷を半分背負ってあげるべきです。
「私に任せて」と突き放す彼を待つのではなく、「二人のお金の問題」として彼女も当事者になりましょう。
ファイナンシャルプランナーに相談したり、二人で家計簿をつけ始めたりと、具体的な行動をともに起こすのです。
彼女が、困難に立ち向かう「戦友」であることを示せば、彼の孤独な不安は和らぎ、二人の絆は、より一層強固なものになるはずです。
彼が言い訳していると感じるなら:「いつまで待つか」自分の中で期限を決める
彼の言葉が、残念ながら結婚を先延ばしにするための「言い訳」である可能性が高いと感じた場合。それでも、すぐに彼を諦めきれないのであれば、まずは自分自身の心の中で「期限」を決めることが重要です。
「あと半年」「次の誕生日まで」——その期限までは、彼の変化を信じて待つ。しかし、もしそのときが来ても、彼の態度に何一つ具体的な変化が見られないのであれば、その関係にはきっぱりと見切りをつける。
この「デッドライン」を設けることは、自分の貴重な時間を無為に浪費しないために、そして、自分自身の人生の主導権を彼から取り戻すための大切な作業です。
話し合いをはぐらかす彼には:別れも自分の人生を守るための大切な選択肢
勇気を出してどんなに真剣に働きかけても、彼が話し合いそのものをはぐらかし、向き合おうとしないのであれば、残念ながらそれが彼の「答え」です。
彼女との未来を真剣に考える意志がない何よりの証拠なのです。彼を愛する気持ちから、その現実から目を背けたくなるかもしれませんが、自分の人生は自分だけのものです。
結婚という人生の大きな目標を共有できない相手と、これ以上時間をともにするのは、自分自身に対する裏切り行為にほかなりません。
時には、「別れ」を選択することも、自分の幸せな未来を守るための誠実で勇気ある決断なのです。